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光を求めて
第4章 自業自得
考えている間にもブラウスのボタンが外され、外気が肌を襲う。
乳首に吸い付きながら、中に入った指は相変わらずの一定のリズムで刺激を与えてくる。
レイプまがいな事に感じているフリをするつもりもなく、ただ時が過ぎるのを待つだけだった。
だけど、そんな私の態度が気にいらないのか、舌を這わせていた乳首に歯を立てて痛みを与えられた。

「…っ…」

唇を噛みしめて痛みでさえ反応したくはない。
私の表情を暗闇の中から伺いながら、反応を楽しんでいるのが良く分かる。
だから私は反応しないように耐えていた。

「その表情がたまらないよね。もっとぐちゃぐちゃにしてみたいよ。泣き叫んで僕に許しを請う姿を見て見たいね」

私の中から指を引き抜いた彼は、私の自由の利かない腕を掴んで奥の方に歩き出した。
ビルの合間を抜けると表通りと違って人通りが少ない夜道が広がった。
逃げようともがいても、引きずる力が強くて逆らえない。
声をあげようとすれば口を塞がれ古びたビルの中に押し込まれ、きたならしい古びたソファーに押し倒された。
小さな簡易な電気をつけられて辺りを見渡すと、荒れ果てた事務所と言ったところだろう。


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