この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
微睡みの中で
第7章 戸惑い
歩いていて、違和感を感じていた。


翔馬がいつもより静かだったから。


いつもは聡を含めて4人でわちゃわちゃしているし、翔馬が1番騒いでるのに。


でも友達だっていっても2人っきりになったことなんてなかったしなぁ…。


これと言って二人で話したことがあまりなかったから共通点も分からなかった。


「…翔馬くん、静かだね」


「えっ!?あー、アハハ!ごめん!なんだかんだ話したことあんまりないなーと思ってさ…なにから話そうかなって…」


「アハハ、確かに…」


「……」


「……」


な、なんなの、この空気は?


翔馬らしくない様子にこっちが落ち着きを欠いてしまう。


「あの、さ…」


「ん?」


「変なこと聞くけど、莉奈ちゃんは聡のどこが好きなの?」


「ええっ?」


冗談かとおもって翔馬の顔を見てみたが、至って真剣な顔つきだった。


聡のどこが好きなの?っていわれたって…。


好きなのは中学からだし…。


どこが好きなんだろ?


なんだか自然と好きになっていたような…。
/126ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ