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微睡みの中で
第3章 翻弄
「美女捕獲してきたぞ!」


「あははっ!捕まえられちゃったーっ」


どうやら美女4人と俺たちの住んでいる地域が近いらしく、翔馬いわく「運命を感じた」んだとか。
4人のうち3人は翔馬達にかなり打ち解けているようで、またすぐさま海に戻っていった。


1人はなんか…他の3人よりやたら落ち着きがあって大人びていた。
俺とおなじように誘われた人なのかな…。


オールバックのポニーテールにした綺麗な茶色のストレートヘアだった。
その髪型と大きな黒いサングラスは顔の輪郭の美しさと小顔を強調し、パレオから覗く細くしなやかな脚はキュッと引き締まっていて、どこか上品にすら見えた。


彼女は俺の横に荷物を置くと、座りこんだ。
いつまでたってもみんなのいる海に行く気配がなく、痺れを切らした俺は勇気を出して声をかけてみた。


「あの…泳がないんですか?」


俺がそう聞くとこちらの方を向いて…サングラスが濃くてその瞳は見えなかったけど、多分レンズの奥で俺をじっと見つめていたと思う。


サングラスを頭の上に乗せて口を開いて「何言ってるの?」といった表情をした。


「だって日焼けしちゃうでしょ?」


水着をきて海に来ているのに…っ?


矛盾したことをにこりと笑いながら言う彼女の素顔を見て思った。


色素の薄く、琥珀のような瞳にキリッとした眉、長いまつげ。ぷっくりとした唇。かなりの美人だ。


ハーフのような顔立ちだったが、話によるとそれはメイクでそう見えるだけで純粋な日本人らしい。
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