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微睡みの中で
第3章 翻弄
『そういうのは早めに連絡しなさいっていってるの!』
「あ…あぁ、ごめん…」
『もう…。あんまりよそ様に迷惑かけないようにするのよ。翔馬くんとご両親にもよろしく言っといてちょうだい』
「ん、わかった…っ」
『じゃあね』
結局母親との通話中はずっと沙耶香がゆっくり撫でたり舐め回したりしてた。
最初からイかせるつもりはなかったようで、ただのいたずら行為だったみたいだ。
「沙耶香さん…」
「フフッ、いじめるのって楽しいのね!」
口に手を当てて我慢できない、というふうに笑っていた。
ジト…と睨みつけると、妖艶な目付きで俺を見つめて立ち上がり、俺の耳元で囁いた。
「そんなにシてほしいの?」
吐息混じりの声を俺の耳にかけると、ペロリと舌先で耳を舐めてすっかり元気になってしまった肉棒をツンツンと弄ぶ。
部屋着でも色気たっぷりの沙耶香に囁かれただけで俺はもうたまらなかった。
「若い子ってホント…元気なのね」
先端を指で撫で、先走りで湿らせた指を擦り付け、塗りたくっていた。
「…っは…」
「…もう声出してもいいのよ」
クスクスと笑いながら俺を責める沙耶香だが、沙耶香自身もかなり興奮しているようだった。