この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
微睡みの中で
第6章 気持ち

「参ったな…」


「私の家の方行きましょ。もうすぐそこだし」


手をガシッと掴まれ、沙耶香の家まで連れてこさせられた。


前に来た時こんなに近かったっけ…と思うくらい、タクシーを呼ぶ距離でもなかった。


途中で雨宿りしながらとはいえ、案の定びしょ濡れ。


沙耶香は直ぐにタオルを持ってきてくれた。


「シャワー浴びて。できるだけ大きめの服用意しとくから」


「ありがとう」


ささっとシャワーを浴び、準備してくれた沙耶香には明らかに大きめのTシャツとジャージを身にまとった。


「沙耶香さんには大きいんじゃないの、これ」


「ふふっ…大きいTシャツってワンピースみたいに出来て、持ってると楽なのよ。ジャージはサイズ間違えちゃったの。でも使えるしいいかと思ってそのまま使っているのよね」


そういった他愛のない会話を少ししたあと沙耶香もシャワーを浴びに行った。


俺はソファに腰掛け、特にすることもなく部屋を眺めていた。


部屋の中は前来た時とは違った心地よい香りが漂っていた。


沙耶香がアロマを焚いてくれたらしい。


俺はその香りに包まれながらいつの間にか眠りに落ちていた。
/126ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ