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微睡みの中で
第6章 気持ち
何度も、何度も甘い吐息を交えながらキスを繰り返した。
気がつくと二人共服を脱ぎ捨て、夢中になって身体を貪っていた。
「は、ぁっ…あっ…あ…ッ」
ずちゅっ、ずちゅっ…と、水音と肉のぶつかる淫靡な音が耳に残る。
「…聡…ッ、ンッ!ふ、っあっぁ!」
外は雨で霞んでいて、まだ真昼間だと言うのに部屋は薄暗かった。
それが余計に…夜とはまた違った背徳感と官能的な雰囲気を醸し出していた。
ソファが壊れそうなほど激しく…沙耶香も箍が外れたように、沙耶香らしからぬ声で鳴いていた。
秘部からも汁がとめどなく溢れ、垂れるほどに濡れていて…接合部から糸を引くほどヌルヌルだった。
「気持ちいい…ッ沙耶香…」
「んぅッ…!もっと…ん!気持ちよく…なって…っ」
俺の首に腕を回して眉間にシワを寄せながら、悶え、微笑む。
恍惚とした表情で感じている沙耶香に対し、自分が一番気持ちいいくせに、なんて思いながら沙耶香の乳房に手を伸ばして弄んだ。