この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
それでも、好き。
第4章 夏祭り
翌日は、隣の地区のお祭りだった。ここは華やかで踊り連や花火大会もある。
萌は当然田口くんと約束していたのだが、本部前で待っていてもなかなか来ない。
あっ!
『田口くぅーん!』
こちらに来る田口くんを見つけた。手を振った。
・・・ん?
萌の前をすっと、すっと通り越した。
しかも年上の女の人がベッタリと腕を回して離さない。
「あれさ、俺らのおばさん。母さんの妹32歳。」
!
友生が横にいた。
「萌、なんだかあいつら昨夜何かあったみたいでさ、朝からあの調子なんだよ。」
『本当?信じたくない。』
「なんなら尾行してみるか。」
本当はしたくないけど、友生について行くことにした。
なんとなく萌も友生に手をつかまれてグイグイ歩いていた。
萌は当然田口くんと約束していたのだが、本部前で待っていてもなかなか来ない。
あっ!
『田口くぅーん!』
こちらに来る田口くんを見つけた。手を振った。
・・・ん?
萌の前をすっと、すっと通り越した。
しかも年上の女の人がベッタリと腕を回して離さない。
「あれさ、俺らのおばさん。母さんの妹32歳。」
!
友生が横にいた。
「萌、なんだかあいつら昨夜何かあったみたいでさ、朝からあの調子なんだよ。」
『本当?信じたくない。』
「なんなら尾行してみるか。」
本当はしたくないけど、友生について行くことにした。
なんとなく萌も友生に手をつかまれてグイグイ歩いていた。