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魚の骨
第4章 贈物
香水屋で緊張してうまく店員と喋れなかった初々しい秋を思い出す。横で彼の顔を見ることができなかった。
買ってもらった時、嬉しくて嬉しくて小躍りしたかったのに「ありがとう」をいうのが精一杯で本当にやる気がなさそうな女だったと思う。

優しい彼は全て見抜いて「顔には出さなかったけど、本当に嬉しいんだろなぁと思ったよ」とニコニコしながら言ってくれた。

今も私の手首からは甘くてスパイシーな匂いが漂ってる。
香水のメモリを数えて毎日つけたらいつ終わるのか数えた。一年で終わるのかぁ。嫌だなぁ。でも毎日この匂いを嗅いでいたい。彼との出会いの匂い。甘ったるくて少し辛い匂い。
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