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魚の骨
第5章 卍
好きなところだった。束縛をしないところを嫉妬しないところが、私は好きなところだった。

私は束縛されることが嫌いだ、嫉妬されることも嫌いだ。
僻まれるほど立派に生きてもないし、何者にも縛られたくなくて自由を選択して生きてる私には邪魔でしかなかった。

他人が見て私が嫉妬するのにされることが嫌などなんて自分勝手な女だと思うのだろうか。
僻むほど優秀で僻まれることに納得しない自分がそこにいるのに、嫉妬をされると頭が混乱する。

「少しおきますね」

美容師がタイマーをセットしながら裏に消えていった。
ラップを巻かれた自分が鏡の中で虚ろな表情をしている。
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