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魚の骨
第5章 卍
裏に消えていった美容師を目で見送り、彼から貰った言葉たちを拾い集める。
あぁ、やっぱりお見合いの話が来てるんだと実感し、お見合いの言葉が頭の中でこだました。

絶対に行かない確信が欲しい。

今度会ったら彼に聞きたいことがある。

「私と付き合って良いことはあったのか」

「私のことを大切にしてる自信はあるのか」

この2つの質問は彼を責めることになるんだと思う。
生きてるだけでいいと言いながら虫が良い話である。

それでも私を見てくれてるんだと感じたかった。
視姦という言葉は女が3つも漢字に入るんだなと思った。
女は私だけで良いのに。

「ごめんね」と彼が謝っている姿が目に浮かぶ。
謝る姿を想像しただけで下着にシミがついた。優秀な男が謝ってる姿はよだれが出そうなくらい欲しい姿だ。

謝りながら私の股を弄って顔を埋めて犬のようにしゃぶってほしい。手は力強く足を持って私が辱めを受けている姿になり、目を潤ませながら女の顔になりたい。

「ごめんね、ごめんね」と言葉とは異なる行動で攻め続けられたい。

異体同心という言葉がある。体は違っても心は同じ。
異体同心ではなく一心同体になりたい。
彼の全てが欲しい。誰にも見せてない場所を味わって臭いを堪能し、汚い場所や綺麗な場所、過去の傷も抱きしめて私の巣を産み付けたい。
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