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魚の骨
第5章 卍
「お疲れ様です」と一仕事終えた美容師が私の頭をぐしゃぐしゃと拭いている。
何の会話もできない口べたな接客だけは助かった。
今は誰とも話す気にならない。重い。顔を動かすのがすごく重い。


のろのろと歩きながら、指定された席に戻り
スマホをつかんで画面を見る。
依存度は寝起き何分でタバコを吸いたくなるかによって決まると書いていたのを思い出した。
私は比較的寝起きはずっと布団で過ごしたいから、タバコを吸いたいとは思わない。寝起きで確認したいのは彼の連絡。彼が生きてるかの連絡。
彼と眠った朝は、目覚めと同時に彼が瞳に映るのだろうか。
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