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堕落の絵画 調教の目覚め
第4章 飢えた身体と絵画の部屋
摩耶子は思わず顔を後ろに引いた。
しかし、綾野の大きな手が後頭部に添えられ、髪に触れていた指が少しずつ耳から下がり、首筋から顎へと細長い指が滑る。

なぞられた肌は熱を持ち、指先が唇に差し掛かろうとする。
「やっ……せ、先輩……?!」

思わず動いた瞬間、テーブルのカップに腕が当たり、冷めた紅茶が勢いよく摩耶子の服やストッキングにこぼれた。
「ごめんなさい!」
「大丈夫?あぁ……けっこう濡れたね。拭くものを持ってくる。ストッキングはヒーターで乾かすと良いよ」
「はい、すみません……」
濡れて肌に貼り付くストッキングが冷たい。仕方なく脱ぎ、ヒーターの前にそっと置く。

タオルを持った綾野が戻ると、床に座る摩耶子の前にかがみ、濡れた部分をスカートの裾から丁寧に拭き始めた。
「あ、あの、自分でできますから……」
「だいぶ派手に濡れてる。冷えたらまずいよ」

続いて綾野は上着のニットを拭き始める。
お腹まわりを拭く手が、胸のすぐ下をかすめる。

「これは、中々乾きそうにない」
ニットの湿り具合を確かめていた綾野の手が、次第に服の下を進んでゆく。
「あっ……綾野さん!」
摩耶子の身体を抱くように左手を背中に回し、腰のあたりをゆっくりと撫で始める。

「ん……」
思わず声が出た。円を描くように左手を背中に這わせ、後ろのホックを瞬時にはずされた。
「や……っ」
頭では抗おうとするものの、摩耶子の身体は大きく反応した。

美術館で感じていた昂ぶりが呼び覚まされ、今にも溶け出しそうなほど熱を帯びた身体は、もうどうにもならなくなっていた。

はずされたブラの下へ両手が入り込み、柔らかな乳房をゆっくり揉みしだかれる。
敏感な先端部にそっと触れられると、甘い刺激が走った。
「やっ……いやあっ……」

言葉とは裏腹に、男性の手による淫らな愛撫を身体は悦んで受け入れる。
鼓動がドクドクと速まり、息が乱れる。

ルーベンスの絵を見たときからくすぶり続けていた身体は、綾野から与えられる淫猥な刺激によがり狂った。
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