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お良の性春
第1章    好色歌留多 裸地獄
 震える身をフリ絞り、歯を食いしばって、お良はカルタの前に座った。
 清三郎の褌姿が目に飛び込む。
 それと同じように、お良のトップレス姿も九人の目に晒されているのだ。
 恥ずかしかった。それでも、お良は己を奮い立たせた。勝たなければ地獄だ。母にも見せたことのないその秘め処を顕にすることなど絶対に出来はしないのだ。

 お良は耐えた。左手で胸を隠し、右手でカルタを取ろう。

 相手は清三郎様。
 この中では一番の下手。
 負けるものか。
 勝てば終るのだ。

 一方、清三郎も極限状態を迎えていた。

 何しろ目の前には腰巻一枚のお良が座っているのだ。
 いかにお良がその手で胸を隠しても、その正面に対座して身を乗り出す清三郎の目からは、隠しようもない。
 左の膨らみは隠した腕の隙間からほぼ丸見え、右の乳房も、指の間から乳首がチラホラ。

 すでに勃起していた清三郎の一物はさらにいきり立ち、その先端が褌の紐の下をかいくぐって顔を出してる。

 カルタ取りか腰巻取りか。清三郎は妄想の中でのた打ち回っていた。

 かくして、男の褌か女の腰巻か、運命の瞬間は刻一刻と近づいていたのだ。
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