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ハデな彼に、躾けられた、地味な僕【BL】
第3章 彼とはじめての…
「なっ何の…?」

「セックス。まあキスは大目に見よう」

大目にって何をっ?

「無いよ! あるワケないだろう!」

カッと頭に血が上った。

彼みたいにキレイな顔と声で言われると、余計に卑猥に聞こえる。

「良かった。じゃあオレがはじめてってことになるな」

「それってどういう…」

「それはこれからだ」

彼はニヤッと笑うと、唇を舐めた。

「やっ止めてよ!」

「暴れんなよ。傷付けたくないんだからさ」

「ヤダッて!」

渾身の力で抗うも、彼は僕の服を全部脱がしてしまう。

貧相な体を見られるのがイヤで蹲るも、両手首を掴まれる。

「下手な女より、細いよな」

「見ないでよ…」

「そんな顔で言われると、余計に見ていたくなる」

彼は僕の腹の上に跨ると、上着を脱いだ。

顔だけでなく体も整っているんだと、僕はつい思った。

中肉中背で、余分なところなんてない。

「永河こそオレの裸、見てるじゃん?」

「いやっ、そのっ」

慌てて顔をそらすけど、彼は笑っている。

「いいよ、見てても。もっともオレは、永河の全てを見るけどね」

再び覆い被さられ、僕は僅かに身動ぎをした。

「今更逃げんなよ。素っ裸で逃げるつもり?」

「ううっ…」

彼の唇や舌が、僕の顔を触れ回る。

「何でこんなことするんだよ?」
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