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フリマアプリの恋人
第4章 芍薬の涙
…澄佳の裸体は、眼を見張るほどに美しく…艶やかであった。
少女のように小さく儚げな乳房は白磁のように白く形が良くその乳暈は鴇色に染まり…どこかエロティックな風情すらした。
美しい曲線を描く細いウエストのカーブ…下腹部は透き通るほどに白く…女のなだらかな丘には淡い薄茶色の茂みが慎ましやかに生えていた。
花陰が透けそうに薄いそれは、ひどく淫らで…柊司の男を痛いほどに刺激した。
…澄佳の臀部は意外なほどに女性らしく円やかに張り…まるで熟した白桃のように豊かであった。

「…綺麗だよ。…どこもかしこも…。
…食べてしまいたいくらいだ…」
優しく囁きながら、その小さな甘い果実を口に含む。
「…ああっ…!」
乳暈を愛撫されるだけで、身体を震わせる澄佳が愛おしくてならない。
口内で硬く引き締まった果実を舌で転がし、吸う。
「…んんっ…」
「…胸が感じるの…?澄佳さん…」
必死で声を抑えようと手で口を塞ぐ澄佳に、微笑む。
「…声を聴かせて…。
感じている澄佳さんの声が聴きたい…」
「…ああ…んっ…」
素直に手を下ろし、澄佳は唇を噛み締める。
片手で乳房を愛撫しながら、美しい身体のラインをなぞり、薄茶色の翳りに触れる。
びくりと身体を震わせる澄佳を宥めるように乳房を優しく撫でる。
「…見せて…澄佳さん…」
澄佳は返事の代わりに、柊司にしがみついてきた。

…そっと淡い茂みを押し開く。

澄佳の花弁は、息を呑むほどに美しい珊瑚色をしていた。
しっとりと花の露で湿りつつある禁断の花陰…。
柊司は慎重に指を挿し入れる。
熱い…天鵞絨のように滑らかに指に絡みつく花弁…。

「…ああっ…!…い…や…やめ…」
悲鳴のような声を上げ抗う澄佳に、優しく…けれど有無を言わせぬ口調で告げる。
「…止めないよ。
…澄佳さんを早く僕のものにしたいから…。
すべて…僕だけのものに…。
…そうしないと、不安でならない…」
「…柊司さん…」
美しい水晶のような涙が煌めく瞳と眼が合う。
「…僕のものだ…。何もかも…」
「…ええ…そうよ…。
私は…貴方のものだわ…」
…嬉しい…と、微かな囁きが聞こえたのを潮に、柊司は花園の奥深く、指を進めた。





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