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フリマアプリの恋人
第6章 チャイナローズの躊躇い 〜告白〜
…季節はまたたく間に過ぎ、まもなくクリスマスシーズンとなる頃だった…。
澄佳はベッドの中で、片岡に甘く尋ねた。
「ねえ、クリスマスイブだけど…初めて七面鳥を焼こうと思うの。
この間、コルドンブルーの料理教室に行ったでしょう?そこで習ったのよ。本格的なローストターキーを」
澄佳は時々、フレンチ料理やエスニック料理などの料理教室に通い始めていた。
本当は本格的な専門学校にまた通いたかったが
「男の学生がいるところは駄目だよ。
澄佳みたいな美人はすぐに眼をつけられるからね」
と反対されたのだ。

片岡は微笑みながら澄佳を抱き寄せ、雪のように白く艶やかな肩に口づけた。
「…それは楽しみだ。
…ただ、イブは残念ながら軽井沢のリゾート会社の社長と急遽会合が入ってしまってね…。その日は泊まりになりそうなんだ。
…25日にしよう」
「…そう…」
…少し残念だったが仕事なら仕方ない。
「…分かったわ…。
じゃあ、25日ね」
素直に頷く澄佳の額に、片岡は優しくキスをした。
「ありがとう、澄佳。
…その代わり、翌日は箱根の温泉旅館に泊まりに行こう。
いや…やっぱり香港がいいな。
澄佳はこないだパスポートを取ったしね。
ペニンシュラに泊まって…マカオに足を伸ばそう。
マカオのポルトガル料理は絶品なんだよ」
饒舌に語りながら、澄佳をしなやかに組み敷いた。

「…や…また…するの…?」
澄佳は潤んだ瞳を瞬かせる。
…さっき、二回も愛し合ったばかりだ。
片岡は酷薄そうに見える薄い唇に色めいた微笑を浮かべ、澄佳のほっそりとした脚を押し開く。
「…俺は澄佳が何回でも欲しい…。
君は最近、すごくいやらしい身体になった…。
…男を虜にする魔性の身体だ…」

…俺が君を女にしたんだ…。
誰よりも淫らな女に…。

鼓膜に熱く囁かれ、既に硬く兆している男の牡が荒々しく澄佳の媚肉を貫く。

「…ああ……や…あ…んん…」
…澄佳は片岡の逞しい腰に脚を絡める。
体内の悦楽の埋み火に再び火を点けられ、その痺れるような膿んだような快楽に身体を震わせたのだった。


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