この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
フリマアプリの恋人
第6章 チャイナローズの躊躇い 〜告白〜
「澄佳。…行くぞ…」
ハッチバックの扉を閉め、涼太が声を掛ける。

迎えには、涼太が来てくれた。
店の名前が入ったワンボックスカーに、僅かな澄佳の荷物を積んでくれた。
…何も聞かずに…黙々と…。

「他にも随分お前の荷物があったみたいだけど…いいのか?」
マンションの部屋を出るときにぼそりと尋ねただけだ。
「…いいの。…全部、買って貰ったものだから…」
澄佳は微笑み、首を振った。
「…そっか…」
特に質問することなく、涼太は頷いた。
…駐車場の入り口を見遣り…澄佳に目配せした。
そちらを振り返り、澄佳は小さく呟いた。
「…宮緒さん…」

…宮緒がダークグレーのスーツを身を纏い、佇んでいた。


/332ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ