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異聞 ヘンゼルとグレーテル
第4章 3
「ぁ、ぁ……ぃ、ゃ」
ふるふるとグレーテルが左右に首を振る。でも、その手は魔女へと秘所をさらけ出したまま。
「……ご、ごしゅじんさま、の……ぉくち、で……」
それ以上は言葉が続かず、グレーテルの目からぼろぼろと涙がこぼれ落ちる。魔女は舌を這わせて涙を舐め啜ると、その甘露な味わいに喉を鳴らして悦んだ。
「まぁ、よい。今宵はこれで許してやろう」
小さな膝に掛けられた手がゆったりと内腿を伝い下りる。
「ひっ、あっ……」
柔く揉むように指先に力が入る度、華奢な足が戦慄く。溢れた蜜がシーツの染みを広げる様を見た魔女がククッと喉の奥で嗤った。
「あぁ、勿体ない。こんなに漏らして……さて、:お前の望み!に添えると良いが」
ニヤリと上がった口角。魔女はこれ見よがしに舌を伸ばしグレーテルの視線を捕らえたまま、期待に震える小さな花芯を絡め取った。
「ひっ……やぁああああんっ!!」
小さな身体を突き抜ける甘い痺れ。それは今まで抑え込まれていた分、大きな波となってグレーテルに襲いかった。快楽に蕩けた悲鳴が上がり、何度も腰が跳ね上がる。弓なりに反り返るしなやかな背中。淫らな水音が上がる度、小さな爪先にも力が入る。やがてピンと足を突っ張らせ。
「ぃ、やっ……ぁああっ!」
一気に押し上げられたグレーテルはビクビクと震えて硬直した後、堪えきれずに意識を手離した。
「う、わああああっ!!」
ガシャンと一際大きな音を立ててヘンゼルが籠に身体を打ち付ける。冷たい柵に弾かれて倒れ込んだ床を固く握った拳で殴る。
グレーテル!グレーテル!グレーテル!!
助けてあげられない憤りと悔しさと。血が滲んでも拳を止めないヘンゼルを遠視で眺め、魔女は我が物顔で口角を吊りあげた。クツクツと喉の奥で嗤い、グレーテルの秘めたるソコを長い舌で舐め回す。今宵もまた、魔女は甘く若い愛蜜を余す事なく堪能したのだった。
頭からグレーテの声が離れない。繰り返し助けを求めて呼ばれたのに、ヘンゼルは鳥籠の中から出る事さえ叶わなかった。それどころかグレーテルの甘い声に翻弄さそうになるだなんて……
未だ血の滲む拳を握り締め、ヘンゼルは何も出来ない自分への苛立ちを納められずにいた。
そこへ、カタリと扉の開く音が響き、驚いたヘンゼルが頭を上げる。
ふるふるとグレーテルが左右に首を振る。でも、その手は魔女へと秘所をさらけ出したまま。
「……ご、ごしゅじんさま、の……ぉくち、で……」
それ以上は言葉が続かず、グレーテルの目からぼろぼろと涙がこぼれ落ちる。魔女は舌を這わせて涙を舐め啜ると、その甘露な味わいに喉を鳴らして悦んだ。
「まぁ、よい。今宵はこれで許してやろう」
小さな膝に掛けられた手がゆったりと内腿を伝い下りる。
「ひっ、あっ……」
柔く揉むように指先に力が入る度、華奢な足が戦慄く。溢れた蜜がシーツの染みを広げる様を見た魔女がククッと喉の奥で嗤った。
「あぁ、勿体ない。こんなに漏らして……さて、:お前の望み!に添えると良いが」
ニヤリと上がった口角。魔女はこれ見よがしに舌を伸ばしグレーテルの視線を捕らえたまま、期待に震える小さな花芯を絡め取った。
「ひっ……やぁああああんっ!!」
小さな身体を突き抜ける甘い痺れ。それは今まで抑え込まれていた分、大きな波となってグレーテルに襲いかった。快楽に蕩けた悲鳴が上がり、何度も腰が跳ね上がる。弓なりに反り返るしなやかな背中。淫らな水音が上がる度、小さな爪先にも力が入る。やがてピンと足を突っ張らせ。
「ぃ、やっ……ぁああっ!」
一気に押し上げられたグレーテルはビクビクと震えて硬直した後、堪えきれずに意識を手離した。
「う、わああああっ!!」
ガシャンと一際大きな音を立ててヘンゼルが籠に身体を打ち付ける。冷たい柵に弾かれて倒れ込んだ床を固く握った拳で殴る。
グレーテル!グレーテル!グレーテル!!
助けてあげられない憤りと悔しさと。血が滲んでも拳を止めないヘンゼルを遠視で眺め、魔女は我が物顔で口角を吊りあげた。クツクツと喉の奥で嗤い、グレーテルの秘めたるソコを長い舌で舐め回す。今宵もまた、魔女は甘く若い愛蜜を余す事なく堪能したのだった。
頭からグレーテの声が離れない。繰り返し助けを求めて呼ばれたのに、ヘンゼルは鳥籠の中から出る事さえ叶わなかった。それどころかグレーテルの甘い声に翻弄さそうになるだなんて……
未だ血の滲む拳を握り締め、ヘンゼルは何も出来ない自分への苛立ちを納められずにいた。
そこへ、カタリと扉の開く音が響き、驚いたヘンゼルが頭を上げる。