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異聞 ヘンゼルとグレーテル
第5章 4
 下腹部の奥がジンと疼き、秘めるべきその場所を触って欲しくて堪らない。連日繰り返し気を失する程の快感を教え込まれた幼い身体は悦んで快楽を享受する。更なる愛撫を求めてふるると震える自分の身体にグレーテルの心は壊れてしまいそうだった。
「はぁ……も、もう……もう……」
 俯せに組み敷かれ、どんなに身を捩ろうと逃してはもらえない。魔女のとがった爪が熟れゆく蕾をピンと弾いた。
「ひあぁん!」
 甘い疼きが身体を貫き、華奢な身体がビクンと跳ねる。グレーテルの心を置き去りに、蜜口からトロリと溢れる若い蜜。小さいながらもプクリと腫れた花芯を覆い、褥を濡らす。シュクシュクと疼くソコを、触って欲しくて堪らない。足を擦り合わせ始めたグレーテルに魔女が口角を上げた。

 泉で頭を冷したはずがグレーテルの怯えた瞳を見た瞬間、有無を言わさず褥に引き込んでいた。薬草茶を飲ませる事など思い付きもしなかった。当然の事ながら怯えて嫌がるグレーテルの左右の手首を板の端に括り付け、背徳的なその姿に嗜虐心を煽られるまま、柔かな肌を味わった。昨夜散々啼かせたと言うのに、幼子相手に手加減も出来なかった。
 初めは全身で抵抗していたグレーテルも今は甘い吐息を上げ、啼いて身体を震わせている。直接触れる前から蜜を零し、甘く香って魔女を誘う。思った以上に快楽に堕ちていたグレーテルの身体に魔女の口角が上がる。
 恐らくはそう遠くなく、命じなくともグレーテルから快楽を強請るようになるだろう。
 魔女は喉の奥でくつりと嗤い、お尻を高く突き出す様にグレーテルのお腹を掬い上げた。
「やぁっ」
  ビクリと震えて、でもグレーテルはその体勢のまま。ひくひく震える小さな秘裂からトロリと若い蜜が垂れる。
「あぁ、可愛いね」
 思わず魔女の口から感嘆の息が吐いて出た。長い舌をゆっくりと伸ばし、愛蜜にまみれた小さな花芯をチロチロと撫でまわす。
「ひんっ!やっ!あぁっ」
 ビクビクと跳ねるグレーテルの身体。でも柔かな愛撫だけでは物足りない。グレーテルは無意識にお尻を突き出し、焦れたように腰を揺らしていた。
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