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異聞 ヘンゼルとグレーテル
第3章 2
 擽ったい以外の感覚が湧き起こり、幼い身体が小さく震えた。

 な、に?
 ジンジンする、の
 あっ……や、だ……

 初めての感覚に知らず上がる熱い息。自分の身体の反応に怯え、涙を流して怖がるグレーテルに魔女がクツクツと笑う。そして徐に彼女の身体を返し、脇から背中へと舌を這わせた。
「やぁだぁっ、あっ、あっ!」
 じんわりと浮かんだ汗を全て舐めとる様に下から上へ背中を舐め上げる度に、グレーテルが泣いて身体を震わせる。魔女は口角を上げると舌先を更に下へと滑らせ、柔らかな尻にしゃぶりついた。
「きゃあっ!いやっ、いやぁん!」
 逃れようとしたグレーテルが勢いで四つ這いになり、秘所を魔女の目の前にさらけ出した。それがどんなに危険な事か知る由もなく。
 悦んだ魔女は歪んだ笑みを浮かべてグレーテルの足を抱え込んだ。
「自ら差し出すとは、見上げた奴隷だ」
 グレーテルは何を褒められているのか理解できない。でもその口調に危険を察し、逃げようと更に身を乗り出した所で魔女の舌が秘所に絡み付いて来た。
「ひぃん、やっ、あっ、ああーーーーっ!!」

 いやぁ!
 なんで?そんなところ……
 きもちわるい、きもちわるいはずなのに!

「やだっやだっ!たすけて、たすけておにいちゃぁん!」
 グレーテルが泣き叫びながら身を捩じり、魔女から逃れようと必死にもがく。しかし、魔女はその身体を軽く押さえつけ、彼女が恐怖と嫌悪で意識を手放してもなお執拗にしゃぶり付いた。そして、未熟ながらも滲み出た愛液と言うにはまだ若い蜜を全て舐め尽すまで、魔女がグレーテルの幼い身体を離す事は、なかった……
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