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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第9章 祐里の回想 美佐 ②
焦り過ぎた失態に、再び、仮面を被る誠司。
「えっ? お嬢様の、腋を、私なんかがっ・・」
「今日は、特別よっ・・何しろ、あの中年オヤジに・・お前の方がまだマシだから・・私の、気が変わら無いうちに、早くしなさい。お前が、いつも私の窪みを、どんな目で観ているのか? 知ら無いとでも、思っているのっ・・?」

(よ、よしっ、今度こそ焦らずに、美佐のバージョンが、完全に変わるまで、じっくり執拗にっ・・)

祐里が腋を嬲られて悶え狂った姿が、美佐の脳裏に浮かぶ。
(そ、そんなに、腋ってイイのっ? 美佐、まだ誰にも・・)
被虐願望が強く、自分では認識していないが、明らかにマゾの血が流れている、美佐・・
しかし、自らのプライドが男に跪くのを許さず、血統に恐れをなして、僕も美佐の身体に責めは施せない・・

唯一の例外が誠司であったが、出会ってまだ数ヶ月。
腋も含めて、本格的に弄ばれたコトなど無かった・・

「お嬢様、このままだと、ブラウスが邪魔になって・・」
「んっ、なら・・脱がして頂戴・・」
「えっ・・? わ、私が・・?」
「当たり前でしょっ、他に誰が? それとも、私に脱がさせるつもりなのっ・・?」

確かに何度か、まぐわった事はあるが、呼び出された時には、既に全裸だった美佐・・

「あ、ま、まさかっ・・失礼します・・お嬢様・・」






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