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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第3章 祐里の回想 ② お仕置き
無言で祐里を見つめながら、左腕を掴む誠司。
「誠司、さ、ん・・ぁ、すみません・・社長・・な、何をするんですか?」
「んっ・・言っただろう、お仕置きだって・・」
「そ、そんなぁ〜もう、二度としませんから、ゆ、許してぇ・・お願いです、その、爪楊枝で、何をっ?」
「祐里・・駄目だっ、昔から悪い娘には、お仕置きって決まってるだろう? 俺も、君が嫌いでスるんじゃ無いんだっ・・いや寧ろ、祐里が好きだから・・ちゃんとケジメをつけて、明日からまた、全てを忘れて会いたいから・・」
「は、はぃ、でも、い、痛いんですか? こ、怖いっ」
「そりゃぁ、お仕置きだから、少しは痛むだろう・・なぁに、心配するな、決して傷痕が残らないようにするから・・」

そう言いつつ、祐里の二の腕を押さえる誠司。
普通の爪楊枝と違い、竹で出来たそれは、先端が鋭く長く違っていた・・
左手で腕を掴んだまま、右手の指先で二の腕の肉を押しなぞる。
(この娘の肉、なんて弾力に富んでるんだ・・お、ここかっ?)
肩に近い二の腕上部を押すと、祐里の身体が無意識に硬直した。
(この肉の奥に、この娘の神経が集まってるみたいだ・・)

注射を施す様に、指先でワインをその部位に塗る誠司。
「祐里っ、いいね・・? いくよっ・・」


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