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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第11章 祐里の回想 美佐 ③ 脱毛
器具が抜かれると、潮が退く様に消え去る苦痛。
「中西様、お疲れ様でした・・辛かったでしょう・・最後に凝った施術部を解して終了です」

背後に回り込んだ崇が、肩を優しく揉み解す・・
生まれ始めての心地良さに包まれ、思わず吐息が漏れる。

髪の毛を掻き上げる・・微かな汗の匂いが立ち昇る。
「中西様、痛かったら遠慮無く申して下さい・・」
崇の指が、二の腕から肩口まで、撫ぜる様に這い回る。

くすぐったさに、身動ぎする美佐・・
やがて、施術部の肉を指の腹で、揉み回し始めた・・
「・・・・あっ・・」
突然湧いた、電気に触れた様な性的な快感に、意思とは別に、甲高い叫びを漏らした美佐・・

「中西様、痛かった、ですか?」
「いえっ、何でも無いです・・」
(ほぉっ、敏感な娘だっ・・天は二物を与えず と言うのは誤ちかっ? これ程の美貌だけで飽き足らず、性にも恵まれてるのか?)

美佐の反応を愉しみながら、ゆっくりと肉を揉む崇・・
崇の視線を気にする余裕も無く、掌で口を覆い、懸命に愉悦の呻きを押し留める美佐・・

わざとか? 偶然を装った指先が、美佐の窪みを擦る。
「・・・・ああんっ・・」
背中を反らして、掌の隙間から漏れる、明らかに性的な甘い声。






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