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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第5章 祐里の回想 ④ ご褒美
誠司が掴んでいた腕を離す、まだ青息吐息の祐里。
「・・も、もう、お終いです、か?祐里、許してくれますか?」
こめかみから頸に流れる玉の汗、余程辛かったのだろう、ムッチリとした二の腕も脂汗で光っている。
「祐里っ、良く耐えたなっ・・腋も汗、びっしょりだっ・・」
(なんて、嫌らしい眺めだっ、窪みが腋汗で・・堪んない)

「さっきは暗かったから、もう一度、良く観せてご覧・・」
ライトの位置を調整し、祐里の腋を照らす誠司。
「い、嫌ぁ、誠司、さん・・明るいトコで、観ないでぇ」
「こらっ、祐里、俺は社長で、お前はモデルだ、その身体を把握するのも仕事の一部だっ・・」

ライトに照らされた、祐里の恥部をしげしげと眺める。
先程は暗がりの中で、数箇所の黒い毛穴を観ただけだった。
「祐里っ、結構、毛深いのかっ? 窪み全体に、剃り跡が薄っすらと青く光っているゾッ・・それに、剃り残しの黒いポツポツ」
「ご、ごめんなさい・・」
「剃り残しに、不純物が着くと臭う事があるから、俺が手入れしてあげよう・・」
誠司が再び、爪楊枝を手にする。





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