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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第5章 祐里の回想 ④ ご褒美
唇を離した誠司が、祐里の両手を解放した。
「んっ、本当にホント、許してくれたのね? ねぇ、祐里のコト、どう思ってるの? 恋人にして貰えそう? ねっ、誠司っ・・」

誠司が冷ややかな顔で祐里を見つめた。
「おいっ、ちょっとキスして、嫌らしい腋の臭いを嗅いで貰った位で、もう恋人気取りかっ? 俺は、そう言うのが嫌なんだっ・・」
「えっ・・あ、ご、ごめんなさい・・」
(飴と鞭・・)
「いいやっ、お前、まだ分かって無いなぁ?」

無言で見つめ、太腿に通ったままの輪ゴムを指差す誠司。
「はいっ・・」
誠司に脚を預ける祐里。
「違うっ、裏だっ・・」
生唾を呑み、躊躇しながらも膝を立てる祐里。

「祐里っ、仰向けになれっ・・膝を折って胸に付けろっ」
ソファに仰向けに寝る祐里、渋々と片膝を抱える。
ミニスカートが完全に捲れ、ビキニショーツが露わになる、左手で股間を隠す祐里・・

ムチムチの武者ぶりつきたくなる祐里の太腿、薄く日に焼けた滑らかな肌に、食い込んだ赤い輪ゴムが艶めかしい・・
「いいなっ?」
誠司が輪ゴムを摘み上げる、一筋の赫い責め痕が生々しい。
軽めに輪ゴムを引き、慎重に同じ箇所に撃ち付ける。
パシッ・・
「・・ん、くぅ・・」
ピシッ・・パンッ・・ピシンッ・・
「・・ぁ・・ぁっ・・あっ・・ああっ・・」
先程とは異なる軽い責め・・しかし、絶妙な間合いの打擲が、祐里の身体に休む間も無く苦痛を与え続ける・・







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