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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第5章 祐里の回想 ④ ご褒美
(誠司さん・・優しかったり怖かったり、苛めたり慰めてくれたり、祐里の事どう思ってるの?)

仰向けで、グッタリしたままの祐里、誠司が膝を折り、持ち上げるがされるがままだ。
「祐里っ、本当にお終いだよ・・ごめんなぁ・・酷いコトばかりして・・でも、祐里が他の娘と違うから、こんなに虐めたりしたんだよっ・・あっ・・ごめん、太腿に少しだけ痕が・・
冷やして治してあげるから、じっとしてなさい・・」

誠司が輪ゴムを少しだけ上にずらした、くっきりとした赫い痕が艶めかしく着いていた。
アイスペールの氷を手にした誠司、その傷をなぞる・・
「あ、やんっ・・」
「ごめんっ、直接じゃ冷たいよなぁ、ちょっと待って・・」
そう言い、氷を口に詰め込む誠司・・
「えっ、ちょっと、誠司さん、あ、社長・・」

暫くして、氷を吐き出す誠司が、再び太腿を押さえた。
「えっ、えっ・・」
口が痺れて動かない誠司が、人差し指を立てる仕草。
誠司の口が、そっと祐里の太腿に押し当てられた・・
(う、嘘っ・・そ、そんなっ・・せ、誠司、さ、ん)
思わぬ誠司の行為に、感激に息を呑む祐里。

唇を押し当てたまま、傷痕を優しく移動させる誠司。




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