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女子大生 祐里 屈辱のオーディション
第6章 祐里の回想 悪巧み ① 美佐
いつもは美佐に気を使い、控えめな誠司が今日は違った。
(ち、ちょっと、この人、今日は変っ、ほ、本気なのっ?)
「美佐っ、苛めて欲しいんだろっ? さっき言ったよなぁ? 痛いコトは、大した事じゃ無いってさっ? なら、どれだけ辛いか? 自分で味わってみろよっ・・」

上品なブラウスを捲り、手首と共に丸める。
祐里ほどムチムチして無いが、充分に唆られる美佐の二の腕。
「何スるんだか知らないけど、今日は無礼講だから許すわっ・・あの女が耐えたコトでしょ・・存分に・・」
冷ややかな視線を浴びせ、無造作に爪楊枝を突き立てた。
(ああっ、い、痛いっ・・ちょっ、ほ、本気でっ・・)
想像を遥かに超える痛みに、身を捩り手を逃がそうとするが、拘束され、腕を押さえられままならない。

強弱をつけ間を置き、時には震わせ、責め続ける誠司。
余りの激痛に、文字通り、悶え狂いながらも弱音は吐かない美佐。
(ふっ、流石だなぁ? なら、太腿はどうかなっ?)

例の輪ゴムが、美佐の太腿に通された。
祐里よりも若干細めの、美佐の太腿・・
若干、余裕がある分だけ、輪ゴムも長く伸びた。
パシッ・・
祐里の時よりも鋭い打擲音が・・
正に、肉を断ち切られる苦痛に、美佐の身体が跳ねる。

暫くの間・・
太腿の肉の奥に、火を着けられた如き苦痛が続く。
(ぐぅぅ・・こ、こんなの、あの娘、我慢したのっ? 美佐、無理ぃ、もう、誰か、助けてぇ・・んっ? ぁ、ぁ、あぁぁっ・・な、何なのぉ? あんっ、へ、変っ・・ぁ、イ、イィィ・・)
美佐のプライドを、被虐願望が砕いたのか? 身体の中から湧き出す快感に戸惑う美佐・・


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