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婦警狩り
第1章 序
 「そうだな。お前は可愛い顔をしてるし、30歳なのに女子高生に見えるから気をつけないとな、、。」

 「30歳なのに、、、は余計です。気持ちはJKなんですから」

 女房は自分を若く見せたいのか、私を誘っているのかしらないが、外出する時だけでなく、家に居る時も膝上10センチのミニスカートを穿いている。さすが女子高生に見えるはおべんちゃらを使いすぎたが、25歳前後には見える。脚のラインの若々しさだけなら間違いなく女子高生だ。俺が女房と結婚した理由の1つに、綺麗な脚のラインの瑞々しさに魅了されたことがある。

 女房は話を続けている。

 「婦警さんを使って囮捜査をすれば良いのに、、、」

 「囮捜査、、、?」

 「土曜日の夜にやってた2時間のスペシャルドラマ、、、あれ、なんて言ったっけ?」

 「囮捜査官 北海千穂だろ?」

 「そうそう、、北海千穂っ。交番勤務の婦警さんが訓練を積んで囮捜査官になるやつ。本物のあの婦警さんだって護身術の訓練を積んで囮捜査官になってもらわなきゃ」

 「おいおい。あのドラマの婦警さん、犯人に監禁されてヤバいめに遭ってたじゃないか。それに護身術の訓練を積んでも女は女だから腕力の強い男には敵わないよ。たしか犯人って、大男だったよなあ?」

 「うん。身長180センチでカッツリした体格らしいから、ちょうどあなたみたいな体つきじゃない?。あーっ!。もしかして、あなたが犯人じゃないでしょーねッ!?」

 「ばかっ!。そんなわけ無いだろう、、、」

 「そりゃあ、そうね?。あなた体は大きいけど、気は弱いもんね?」

 「そんなことねーよ。俺だって、やるときはやるンだよっ。婦警さんをレイプすることぐらい、簡単にできるさ、、っ」

 「あなたっ、なにっ言ってるのよッ。あなたが、そんなことをできないことぐらい解ってるけど、、婦警さんをレイプするなんて絶対にヤメテよっ!」

 「なら、婦警以外の女性なら良いのか?」

 「そういうことじゃ無いノッ!」

 心が動揺して、俺はつい本音を言ってしまったが、女房はそれに気づかずに、俺が冗談を言っていると思っているようだ。本当に助かる。そんな女房の話が続く、、、

 「話を戻すけど、囮捜査って、ドラマでもそうだけど、婦警さん1人で夜道を歩かせるわけではないでしょう?」

 
 
 
 
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