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婦警狩り
第1章 序
 「嫌あぁぁ、、、やめて、、、」

 女は俺の折角の言葉を無視して、下着を俺に見せながら後ずさりを続けている。

 俺は女の顔を見つめた、、、

 怯えた顔をしているが、美人の入った可愛い顔はそのままだ。

 視線をおとすと、女のレディースワイシャツの胸の辺りが窮屈そうに張っているのがわかった。

 俺は思わず「へぇ~。イイおっぱいしてんじゃん」と口走る。

 「お願い、、やめて、、嫌あぁぁ、、」

 レイプされるかもしれないという恐怖心からくる、女の震えた声が俺の性欲を更に掻き立て股間を勃起させる。

 俺は女に襲いかかる前に辺りを確認する。この女が本当に囮捜査の婦警だったら警護の男のお巡りが周辺にいるに違いないからだ。だが、回りに人の気配は感じない。

 (俺はやっぱり、警察には捕まりたくねーのか?)と思いながら再び女を見ると、俺の視線は、女の手と女の持っていたバッグに集中した。

 俺は(催涙スプレー?。それとも特殊警棒?)と咄嗟に判断して、女の手の動きに注意した。だが、俺に幸いしているのは風向きである。生暖かい夏の風は、女に向かって吹いていたからだ。これなら噴射しても女にかかるだけで、俺に被害は及ばない。

 となると警戒しなければならないのは特殊警棒だけだ。だが、こんなに怯え震えあがってる女が警棒を振り回したとて、避けることなど簡単なことだ。恐らく、容易に奪い取ることもできるだろう。

 心に余裕のできた俺は女を蔑み、「エヘヘ」と笑いながら女に襲いかかろうとした時、女の手が動き、俺に向かって震えた声で少し吃りながら叫んだ。

 「け、警察ですっ!。そ、そこを動かないでっ!」

 女は右手を突きだし、顔写真の貼られた警察証を俺に見せつけた。

 俺は女に見せつけられた警察証を見て、(この女、本当の婦警だったのかっ!)と思った。そして女の警察証を見たことによって、子供の頃から婦警に対して懐いていた特異な性欲が発動した。

 「イヒヒヒッ」

 薄気味悪い笑みを浮かべて、婦警を蔑む俺、、、婦警に聞くようにして言う。

 「婦警さん、、そんなミニスカート穿いて1人で夜道を歩いていたのは男を誘う為かい?」

 「・・・・・」

 「警護の男のお巡りが出て来ないってことは、1人で囮捜査でもしてたのかな?」

 

 


 
 

 

 


 
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