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純愛ハンター
第8章 裁き8、マイスイートホーム
「わ、私と姉は16歳になった日から父から毎日のように性的虐待を受けてたんです…!ずっとずっと…何年間も…来る日も来る日も…い、今でも…うぅ…ああぁ~っ!」
「真紀っ!デタラメ言ってんじゃないよ!」
「私…知ってるんだよ!お姉さまもお父様に…ずっとそういう事をさせられてたって事…!」

そう言われるとお嬢は一瞬にして鬼瓦のように醜く顔を歪め、

「あうぅっ…!」

真紀の耳元を力任せに平手で殴り付けた。
力なく床に崩れ落ちた真紀に、お嬢は感情的にまくし立てた。

「“させられて”なんかないっ!私とお父様は本気で愛し合ってたんだ…私はお父様が大好きで大好きで仕方なくって…アンタだってそうなんでしょ?なのに…!あんなに愛してくれるお父様に向かって…殺すだなんて…なんて事言うんだ!このクソアマがっ…!」

すると玲子は、これでもかと大口を開けて笑いはじめた。

「あっはははは…!お嬢…アンタ凄いねぇ?そういうの『偏愛』っていうの…?アングラ小説とかじゃ流行ってるみたいだけど…いや、こういうのリアルで初めて見たわぁ!ぷっ…く…ふふっ…あはははっ!凄ぉ~い!おかしいっ」
「茶化すなっ!次の復讐ターゲットは私でイイじゃないか…!私を殺せよぉ…どうしてお父様を殺そうとするんだよぉ…?ねぇ玲子…」
「呆れたぁ…自分を犠牲にしてまでチ●●ス以下のド変態クズ親父を庇おうだなんて…なぁんていじらしい…」
「お父様は変態でもクズでもない…!それ以上お父様を侮辱したらいくらアンタでも…ぶっ殺すよっ!」
「でもさぁ?お嬢はともかく真紀さんは父親にされた事が嫌で嫌で嫌で嫌で嫌でたまらなかったんでしょう?」
「はい…!もう嫌で…辛くて耐えられなくて…これ以上あんな事され続けたら私、本当に頭がおかしくなってしまいそうで…もう私…とっくにおかしくなってるかもしれないですっ…うっ…うぅ…うわあぁぁ…!」
「真紀…」

嬢は泣き崩れる妹を、お嬢は溢れ返る殺意を押し殺しながら見下ろした。

(「耐えられない…」って何?何なのよ…耐えられなかったのは…私の方なのに…!)

お嬢は今でも鮮明に記憶に残る、父親と初めて結ばれた時の事を思い起こした…。
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