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レディー・マスケティアーズ
第4章 銃士隊集合 ――さらに一か月後
「欲しい! 早く欲しい!」
「何が欲しいんだ? はっきり言えよ。でないと、あげられないぞ。綾香の欲しいものが」
 男が意地悪く笑いを漏らす。
「これ。これが欲しい」
 綾香の手の動きが早まる。
「これって?」
 男は、薄笑いを浮かべたままだ。
「あなたの熱くて硬いもの。これが欲しいの」
 綾香は男を見上げるようにして、小さな口を寄せ、股間に顔をうずめると、醜悪な肉塊をすっぽりと咥え込んだ。
 そして、甘い氷菓子でも頬張るように、うっとりしながら顔を上下させる。
「うっ、うっ」
 頬が張り裂けそうなほどに猛り狂った怒張を貪ったかと思うと、その唇は股の付け根や玉袋までを舐め尽くす。
「おおっ、おおっ」と歓喜の声を漏らす男の股間は、女の唾液にまみれて、てらてらと光っていた。
「そう来なくちゃあな」
 男は、綾香の体を軽々と持ち上げ、その上に覆いかぶさった。
「あっ、はあーん」
 茶褐色の男の肌と、抜けるように白い綾香の肌が絡み合う。男は、両手で女の太腿をこじ開け、赤い肉襞に舌をねじ込んだ。
「おっ、おっ」
 女が声を漏らす。二匹の獣が横に向きを変えた時、女の赤い肉襞と男の怒張が目の前にあらわになる。どちらもが、もう臨界に達しているのがわかる。
「よし、ご褒美だ」
 男は女を下に組み敷き、その体の中心に猛り狂った鋼鉄をねじ込んだ。
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