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レディー・マスケティアーズ
第8章 アトス ――トーホー開発 経理部
「それと、突き止めたことがもう一つ。美里が転落死した六月二十日の夜、マンションの監視カメラが作動していなかった件。あれは、ある人物に買収されたマンション管理人の仕業だった。本人の口から聞き出したことだから、間違いないわ」
――何だと? 
「田野倉の出張で、やっと自由の身になれたから、今日ちょっと遊んであげたの。気分が悪くなったと言って管理人室のベッドに横にならせてもらって、寝たふりをしていたら、案の定、その管理人がパンティーの中に手を入れてきて……」
 ポルトスが、また笑い声を上げる。
「そこで目が覚めたことにして、大げさに声を上げたら、管理人が頭を擦りつけて詫びるものだから、『気にしなくていいのよ』って慰めてあげたの。そうしたら、すべて白状したというわけ」
――それで、カメラが作動しないよう、管理人を買収したのは誰だったんだ。それも木庭浩一か?
「いいえ。意外なことに田野倉祐作。彼も、前からこのマンションを時々訪ねていたようで、管理人は顔を知っていたわ」
――田野倉か。やつも事件に一枚噛んでいた可能性があるな。
「それは、これから突き止めるしかないわね。管理人の告白は一応録音してあるけど、彼がこれ以上のことまで知っているかどうか」
――ともかく、お手柄だった。しかし、その管理人も「気にしなくていい」と慰められたくらいで、よく、そんなことまで白状したもんだな。
「えへっ。それだけでもないか。しゃぶって、一回いかせてあげたの。あんまり喜ぶから、サービスで下の口でも一回」
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