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女子大生 ますみ 恥辱の裁判
第7章 証人 ① 過去
診察室の丸椅子に座り、不安そうな ますみ。
「やぁ、吉岡さんだねっ? 来たのは、確か初めて?」
「あ、は、はい、吉岡 ますみです」
「んっ、なら、ますみ で、いいかなっ? 純子からは、肩って聞いてるけど・・俺の治療は、治りが早いが、痛いゾッ・・」
「んっ・・お願い、します・・」

無言で突然、ますみの肩口に指を埋め込む明。
「あうっ・・」
呻き声を一度だけ漏らし、身を捩るが、後は俯いたままで、握り締めた拳を膝に乗せたまま、声も出さずにじっと耐える ますみ。
(ふっ、噂以上にイイ女だっ・・しかも我慢強い、この苦痛に耐えている顔、珍しく唆られるゼッ)


卑猥な笑みを浮かべて、執拗に弄ぶ明。
明がわざと、痛感のツボを嬲っているとも知らずに、健気に我慢する ますみ、苦悶の脂汗が額から流れ薄手のTシャツを濡らす。

一旦外に出て、頃合いを見た戻った純子が、ドアの陰に隠れる。
(あれぇ? まだ、治療中? とっくに、マッサージしてると思ったのにぃ・・先生、余程、ますみ先輩を気に入ったのねっ?)

漸く、明が手を離した。
純子にまで聞こえる、大きな ますみの安堵の吐息・・
「ますみ、ホッとするのは、まだ早いゾッ・・結構、重症なんだ、もう少し続けるから、ベッドに仰向けになりなさい。あ、血の流れが妨げられるから、ブラジャーは外して、いいねっ」

(うふふ、始まるのねっ・・)
純子の目が妖しく光った・・



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