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女子大生 ますみ 恥辱の裁判
第10章 状況証拠
続いて、美佐が取り出した物に、全員が固唾を呑んだ。

漆黒のバイブだった・・
大きさはやや小ぶりだが、大小の突起が多数付いていた。
何よりも、明らかに愛液に塗れて生々しい。

「あ、この性具は、押収した時には、まだ振動していたそうです。その刑事サンが、確認してます」
「貴方が発見した時にには、既にこの状態、つまり、粘液に塗れていましたか?」
「はい、透明な粘液が大量に纏わり着き、半濁した液体と言うかジェルの様な半個体、それに、白いクリーム状の滓が混ざっていました。持ち上げると、透明な粘液が、長く糸を引いたのが印象的でした・・」

「貴方は、その液体を目で確認しただけですか?」
「いえ、念の為に匂いをチェックしました」
「どの様な匂いがしましたか?」
「はい、性具全体から強い酸性臭が漂い、半濁のジェル、特に白い滓からは、粉チーズの様な生臭さを感じました」

「推測で結構ですが、この液体は何だと思いますか?」

「も、もう、止めて下さいっ・・皆んな、解ってるんでしょ?」
「いえ、大事な事です、刑事サン、答えて下さい」
ますみの悲痛な叫び、裁判長の冷酷な言葉。

「はい、私の経験も踏まえて・・この液体は・・女の娘の性器や膣から分泌される、あ、愛液と、思います」
思わず、耳を塞ぐ ますみ・・







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