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女子大生 ますみ 恥辱の裁判
第10章 状況証拠
再び、美佐が立ち上がる。
「皆さん、今迄の証拠で、この娘があの日、パーティーゲームや、密室での純子との行為で、激しく興奮したのが判明しました。
ここで、もう一つ問題が有ります。
それは、淫らな行為の主導権です。
純子がますみの身体を、無理矢理に慰めたのか?
それとも、ますみが、望んで慰めて貰ったのか?」

陪審員が囁き合う。
「あんなに垂らす程、感じてたんだゼッ・・あの娘が、太腿を嬲られて興奮して、純子にレズって貰ったに決まってるさっ」
「違うわよっ・・ますみは、見るからにノンケよっ・・縛られて、純子に弄ばれても、懸命に耐えたのよつ・・」

再び、美佐と明が説明する。
「合意か強制か? これが、性裁判の最も難しい点です・・
何故なら、心は拒否していても、男性器を膣に挿入されると、女の娘の身体は防御の為に、自然と膣液を分泌するのです」
「いや、確かにそうだが、今回は違うゾッ・・
皆も嗅いだ様に、ますみのショーツや、性具に付着していた分泌液は、かなり酸っぱい匂いがしていた筈だ。
あの、酸性臭は、女の娘が性的興奮時に滴らせる、バルトリン腺液の臭いだから・・
間違い無く、ますみの身体は悦んでいた筈だっ・・」

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