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罪人の島
第4章 飼育
麗子は、ハイヒールブーツをさっさと前に交互に出し、きれいに歩いて行った。
しかし、美奈子は、後ろをひたすらついて行くのに必死だった。
エレベーターに乗ると、麗子が1階のボタンを押した。
「美奈子って呼んでもいい?」
「はい。大丈夫です」
「私のことも麗子でいいわよ」
「いえ、先生ですから、そういうわけには行きません」
「あら、じゃあ、好きに呼んで」
「じゃあ、麗子さん、で行きます」
「いいわ」
麗子は、1階にたどり着くと、すたすたと診察室に入って行った。
「まず、診察させてくれる?」
「え? 私を……ですか?」
「そうよ」
「はい。大丈夫ですけど」
「私、産婦人科と内科が専門なの」
「っていうことは、つまり……」
「えぇ、診察台に乗ってもらうの」
美奈子は、ドキドキして来た。
どうして、そんな必要があるのか、理由がわからなかったからだ。
「いろんな女がいるのよ。だから、まぁ、健康診断ね。あと、あなたの素質も見たいし」
「素質ですか?」
「心配しなくていいわよ。痛くはしないから」
こうなると、覚悟するしかなかった。
既に、診察台は目の前だった。
美奈子は、さっきシャワーを浴びておいてよかったと思った。
しかし、そこにはカーテンも何もなかった。
モジモジしていると、麗子がちょっとだけイラっとしたような声を出した。
「大したことじゃないでしょ? さっさと脱いで、台に上がる!」
「はい!」
この時になって、やっと、さっきまで鞭を持っていた人だったことを思い出した。
美奈子は意を決して下着を脱いだ。
「全部脱ぐのよ。上もワンピースでしょ? 汚れたら困るから」
汚れるという意味がわからなかったが、確かに婦人科だと水を使って濡れることもある。
美奈子は思い切ってワンピースも脱ぎ、衣類をカゴに軽くたたんで入れると、台に上った。
「落ちたら危ないから固定すんの。だから足広げて。そんなんじゃ固定できないでしょ?」
「はい」
美奈子は慌てて足を広げる。
すると、通常なら足首の方だけだったような気がするが、麗子は大腿部を固定し、更にウエストも固定した。
次にアームレストをつかんだ両腕も固定されると、もう身動きが取れなくなった。
「これで、よしと……。じゃあ、行くわよ」
「はい」
すぐに温かいお湯が美奈子の恥部に注がれた。
しかし、美奈子は、後ろをひたすらついて行くのに必死だった。
エレベーターに乗ると、麗子が1階のボタンを押した。
「美奈子って呼んでもいい?」
「はい。大丈夫です」
「私のことも麗子でいいわよ」
「いえ、先生ですから、そういうわけには行きません」
「あら、じゃあ、好きに呼んで」
「じゃあ、麗子さん、で行きます」
「いいわ」
麗子は、1階にたどり着くと、すたすたと診察室に入って行った。
「まず、診察させてくれる?」
「え? 私を……ですか?」
「そうよ」
「はい。大丈夫ですけど」
「私、産婦人科と内科が専門なの」
「っていうことは、つまり……」
「えぇ、診察台に乗ってもらうの」
美奈子は、ドキドキして来た。
どうして、そんな必要があるのか、理由がわからなかったからだ。
「いろんな女がいるのよ。だから、まぁ、健康診断ね。あと、あなたの素質も見たいし」
「素質ですか?」
「心配しなくていいわよ。痛くはしないから」
こうなると、覚悟するしかなかった。
既に、診察台は目の前だった。
美奈子は、さっきシャワーを浴びておいてよかったと思った。
しかし、そこにはカーテンも何もなかった。
モジモジしていると、麗子がちょっとだけイラっとしたような声を出した。
「大したことじゃないでしょ? さっさと脱いで、台に上がる!」
「はい!」
この時になって、やっと、さっきまで鞭を持っていた人だったことを思い出した。
美奈子は意を決して下着を脱いだ。
「全部脱ぐのよ。上もワンピースでしょ? 汚れたら困るから」
汚れるという意味がわからなかったが、確かに婦人科だと水を使って濡れることもある。
美奈子は思い切ってワンピースも脱ぎ、衣類をカゴに軽くたたんで入れると、台に上った。
「落ちたら危ないから固定すんの。だから足広げて。そんなんじゃ固定できないでしょ?」
「はい」
美奈子は慌てて足を広げる。
すると、通常なら足首の方だけだったような気がするが、麗子は大腿部を固定し、更にウエストも固定した。
次にアームレストをつかんだ両腕も固定されると、もう身動きが取れなくなった。
「これで、よしと……。じゃあ、行くわよ」
「はい」
すぐに温かいお湯が美奈子の恥部に注がれた。