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罪人の島
第4章 飼育
「はい。じゃあ、次はいいものをあげる! これでイッたら本当におしまいよ」
「えっ?」
美奈子が動けない体から、必死に首だけを持ち上げて下腹部の方を見ると、ちょうど麗子がディルドを突き刺そうとしているところだった。
同時に、ぐっと麗子が美奈子に挿入する。
大きかった。
しかも中でクネクネと動かされ、美奈子の体の中のスポットを刺激した。
「あぁ〜ん!」
「まだ、イっちゃダメよ。もっと感じさせてあげるから」
美奈子にとっては感じたこともない感覚が、大きな波のようにうねりながら、近くまで押し寄せて来ていることがわかった。
ウエストと大腿部を固定されているので、思ったように動くことは困難だったが、かろうじて腰をくねらせるように動くことが出来た。
ところが、動いてみると、これが最悪だった。
ディルドが、もっと奥にまで食い込んで来る。
美奈子の体の中は一杯になってしまった。
「もう、無理です!あぁ~っ!」
「なんだ。イキやすいの? 感じやすいのね」
「はぁ、はぁ……」
「いいわ。約束だから、あと少しで終わりよ」
「あぁっ、もう、無理です!」
麗子は、迷いもなく、手袋をした指を美奈子のアヌスに挿入した。
「きゃあ~っ!」
「力を抜きなさい。深呼吸して。ほらっ」
「はぁ、はぁ……」
「初めてなのね? こっちも開発するとね、だんだん良くなるのよ」
「あぁ、もう無理です」
麗子は聴く耳を持たないようすで、指で中をかき回していた。
美奈子にとっては経験のない感覚だったので、まだ到達するのは難しそうだった。
ぴくぴくしている美奈子の体から指を引き抜くと、麗子はグローブを外した。
「はい。もういいわよ」
やっと全ての拘束を解かれた。
しかし、美奈子は呆然としていて、すぐには動けなかった。
「シャワー、この裏にあるのよ。10分あげるから行って来る?」
そう言われると、体よりも先に心が反応した。
それで、やっと体を起こすと、美奈子は、シャワールームに向かった。
「この後、巡回に行くから、早くね」
麗子は、まるで仕事のタスクをこなすという調子で、奈美子に告げた。
奈美子は、頭の中で整理が出来ずにとにかくシャワーを浴びられると思う方向へ向かったが、ぐずぐずしていた。
すると、パッチーンと大きな音が出るほどの力で、麗子にお尻を叩かれた。