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呟き…
第8章 どこまでが浮気…5



今までの日常が始まる。

夕食を二人で食べながら話をする。


「連休中にドレスを買いに行くんやろ?」

「悠真君の仕事がちゃんと終わってたらね。」

「ほんまに終わらせたるから買いに行く店を来夢が決めておけや。」


悠真なりに頑張ってるらしい。


「今日の千代子ちゃんは?」


あれから2日程、悠真と通学してる。


「今朝、初めて元彼とやらがチョコと同じ電車に乗って来た。」

「それで?」

「俺が一緒に居てたから、向こうがチョコを避けてる感じやったな。」

「悠真が千代子ちゃんの新しい彼氏って勘違いされたのかもね?」

「チョコの彼氏って言うにはあまりに俺がオッサン過ぎるやろ?」


ひとまず、その時間の電車を外せばなんとかなるかもしれないと悠真が言う。


「明後日はチョコが来るから夜は3人分の飯を頼めるか?」

「ここに?」

「2度とゴミダメにはさせへんから。」

「了解…。」


千代子ちゃんが来るのは連休前の金曜日。

そこから10連休という最大のGWが始まる。

今更、どんな顔をして千代子ちゃんと会えばええのかがわからない。

理解をしてあげようとしなかった私。

少しは大人として千代子ちゃんに優しくしてやらねばと考えを改める。

金曜日の夜。

千代子ちゃんが来た。

気不味い表情の千代子ちゃんが小さな私を見下ろすように見る。

こういう状況があるから私からすれば千代子ちゃんは可愛げの無い従妹に見え、千代子ちゃんからは頼りない悠真の嫁となるのだろう。


「ごめん…、なさい…。」


口を尖らせた千代子ちゃんがブツブツと呟く。


「別に、謝る事じゃないよ。学校には行けそう?」


出来るだけ冷静に千代子ちゃんの話を聞いてやる。


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