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卒業論文
第6章 肛門科の診察
「じゃあ、さっそく問診を始めましょう」
医局員は、まず、
「便秘することはありますか」
と尋ねると、優子は、恥ずかしそうに、
「はい。ときどきあります。いまも、3日間ほど便秘しています」
と答える。
「便秘のとき、下剤は飲みますか」
「いえ、あのぉ〜、下剤は、お腹の痛みが続くから、浣腸 . . . をします」
と優子は小声でささやく。
「下剤ではなく、浣腸するのですか」
「はい」
「どのくらいの量を浣腸するのですか」
「40ccの浣腸を3個入れます」
「120cc だからかなりの量ね。どのくらい我慢してから排便するのかな」
「3分ほどです」
「苦しくても、5分ほどは我慢すると、スッキリ排便しますよ」
「でも、すぐお腹が苦しくなりますから3分が我慢の限界です」
「なるほど。浣腸はかなり頻繁に使うのですか」
「一週間に2回ほどです」
「じゃあ、ちょっと慢性的になっているかもしれません」
「浣腸の後の排便のとき、肛門から出血することがありますか」
「はい。便が固くなっていますから、ときどき出血します」
「出血は切れ痔ならば問題はありませんが、直腸に怖い疾患が潜んでいることもありますし、それが便秘の原因になっていることもありますから、ちゃんと検査をしましょう」
 医局員はそう言うと、優子を連れ、教授診察室に戻り、問診の結果を教授に告げる。
 本郷教授は、ニタニタ笑うのを堪え、心配そうな顔をしながら、優子に
「じゃあ、まず、直腸を綺麗にしてから肛門と直腸を診察しましょう」
と告げ、問診をした女性の医局員とナースの一人に向かって
「浣腸排泄室で処置して」
と命ずる。
 医局員とナースは葉子を連れ、外来の廊下の端の部屋に案内する。その部屋は、「浣腸排泄室」と表示されている。その部屋には、ベッドと洋式便器があるが、排泄を観察するため、洋式便器はオープンで扉がない。
 優子がオープン便器に驚いていると、ナースは
「じゃあ、浣腸して直腸を綺麗にしますから、服と下着を脱ぎ、このバスローブに着替えてください」
と優子に告げる。
 優子は部屋の片隅にある更衣室で着替える。
「ドクター、浣腸はどのくらい準備したらよろしいでしょうか」
とナースは医局員に尋ねる。医局員は
「酷い便秘だから、200ccの大型ガラス浣腸器を準備し、50%のグリセリン液を入れてください」
とナースに指示する。
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