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はなむぐり
第4章 誘う香り



「あっ…おじさん…恥ずかしいっ」

「大丈夫…そのままでいい。抱きついたままで構わないっ!」

じっとりと蒸したスカートの中はきっと蜜樹の香りで満ちている。

私を止めようと背中に片腕を回し、私のYシャツの胸ポケット部分を空いている手で握り締めた。

手のひらに吸いつく肌はもっちりと弾力があり、指をばらばらと動かしながら感触を楽しむ。

「あぁ…ふぁ…そこはダメよっ」

「今の蜜樹を感じたい…許してくれ」

レースだろうか。指先に伝わる繊細な装飾。

人差し指でショーツの形を縁取ってからふっくらとした小さな山を撫でる。シャリッとした陰毛に感じる成長の証。

「おじさぁん…あぁ…はぁぁん…」

「可愛い…蜜樹…蜜樹っ」

背中に回された片腕は今はもっととうねり、もう一方の手は髭が生えかかった喉に添えられている。

小さな山を触る内に、ショーツの股部分に滲み出ている蜜の存在に気づく。

「蜜樹」

「うん…なあに?」

すっかりとろけた姪はうっすらと笑みを浮かべ、腰を悩ましく動かしている。

「蜜樹が大人になるまで、ここはおじさんの指で愛す」

「うん…」

人差し指で浅い溝をゆっくり往復させながら話す。

「でも、指だけじゃ足りないんだ」

「うん…」

スカートの中に手を入れたまま覆い被さり、横を向いたままの蜜樹の頰にチュッと口づけた。

一度浅い溝から指を離してスカートから手を抜き、濡れた人差し指をしゃぶった。

そして、乱れたスカートから覗く太ももに顔を近づけた。
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