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はなむぐり
第4章 誘う香り
「あぁ…やぁ…」
腰をよじらせて逃げる蜜樹を捕まえ、太ももを舐める。汗と湿気。ふわっと香る甘酸っぱさ。
おいしい…なんておいしいんだ。
スカートをめくり上げながら、少しずつ露わになっていく秘められた場所をじっくりと目指す。抵抗する太ももを両手で掴むと指の間からむちっとはみ出る肉。ゆっくり開いていくと、やっと現れた水色のショーツ。
「おじさんっ!私もう赤ちゃんじゃないっ…やぁん!」
たまらない楕円形のシミに唇を押しつけ、熱い息を吐いた。
「はああうっ!」
股越しに見える蜜樹は上半身を起こしていて、震える両腕で自分を支えている。そのおかげで、表情がよく見える。
下から上へ舐め上げ、うっすらと透けてきた茂み。
舌先でくりくりとシミの出所をいじればぶるるっと震える太もも。
蜜樹は悲鳴とよがり声を交互に発し、顎を上げて犬のように遠吠えを。
小さな山は一定のリズムで上下し、舌を離せば糸が引く。
甘いがまだまだだろう。
まだ絶頂に達していないきつい身体。
私はショーツの股部分を指で横にずらした。
小さな花びらの縁は赤黒く、中はツツジの花のように美しい。そこを守るための黒い茂みには白い蜜が絡みつき、束になっている茂みをはぐれば膨らんだ種。
「蜜樹…きれいだ」
蜜樹は私が花に埋もれていくさまを、じっと見下ろしていた。