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はなむぐり
第6章 花の慰め
その気持ちがありながら、蜜樹を愛すことをやめられない。
台所では蜜樹が洗い終えた食器を丁寧に拭いている。
膝下まである大きな白いTシャツからは細いふくらはぎが伸び、きゅっと上がったお尻から腰、そして後ろで一つに束ねた黒髪が肩甲骨あたりでさらさらと揺れる。
音を立てぬよう、ゆっくりと近づいた。
集中していて私に気づかない後ろ姿。
ひざまづき、お皿を拭き終えたところでTシャツの裾を掴んでくるくると腰あたりまでめくり上げた。
「やぁっ!まだダメッ!」
逃げられる前に間髪入れずに黒いショーツを足首まで一気に下ろし、つるんとしたお尻の割れ目に顔を埋めた。
「うぅん…ふっ…」
諦めた蜜樹は両手でシンクの縁を掴み、我慢できずにお尻を突き出してきた。そのおかげで開きやすくなり、ゆっくり左右に開かせた。
小さな菊を覆う短い茂みが見え、また成長したのかと嬉しくなる。そして向こう側に見えるは花びら。ひくつく菊の花を舐め上げて香しい香りを吸い込んだ。
「汚いよぉっ…おじさん…ひぃっ!」
下からお尻を揉み上げ、叱るようなことは何一つないが両手で叩いた。
弾ける音は部屋中に響き、ほんのり赤く染まる。
とても熟した白桃に見えてくる。
私は虫だ。白桃を貪り穴だらけにする虫だ。
大きな白桃に唇を押し当て、虫食いのように痕をつけていく。
チュッチュッ…チュウッ…チュパッ…チュックゥ…
「うぅん…はぅ…」
吸うたびに白桃には赤茶色の痕がいくつもでき、太ももの内側を伝う汁。
ぴんっと爪先立ちになった。両足首まで下ろしたショーツを片足ずつ脱がせた。