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はなむぐり
第6章 花の慰め
どこから食べようか迷うほどの形、色、香り、そして止まらない汁。
まだ蜜とは言えない透明でさらりとした汁。
熟した白桃は汚い虫に食われながらも美しく、いつの間にか内股になっている両脚は子鹿のようにふるふると震えながらも立っている。
その健気な後ろ姿が愛しく、さらに追いつめたくなる。
「蜜樹、こっちを向いてごらん」
「ふっ…何するのぉ…」
振り向いた蜜樹の目から大粒の涙が溢れていて、不安でいっぱいの怯えた声。
「ここ舐めたいな。蜜樹のここ…おじさん大好きなんだ」
私は右手の人差し指と中指を根本までしゃぶって引き抜き、蜜樹の目を見つめたまま、泡立った唾液をまとった二本の指で割れ目をつーっと上から下へなぞった。
「ひぇ…あっ…」
「開きたくなるよ…このきれいなきれいな脚」
割れ目の下を人差し指と中指の腹を当てて持ち上げ、小刻みに揺らした。
「恥ずかしい!恥ずかしいぃ…ふぅん…」
内股は少しずつ少しずついくつもの恥じらいを捨てながら開いていく。
すでに私のモノはグレーのスエットパンツを突き破る勢いで勃っている。先走りのシミが、蜜樹が声を上げる度に大きくなっていく。
私はいい。
蜜樹がよがり狂うことが私の幸せ。
あとで思う存分吐き出せばいい。
空いた左手がモノに伸びる。
私はそれを忘れるために、目の前で今にも振り出しそうな腰から腹へ左の手のひらを這わせ、食事で満たされて膨らんだ下腹部を撫で回した。