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はなむぐり
第6章 花の慰め



「はっ…ふっ…ふっ…はぁう」

お腹が弱いようで、お臍回りを指先でくすぐると両膝ががくっと曲がってがに股になった。それでも私を見下ろしたままシンクの縁にしがみつき、下唇をきゅっと噛む。

私は後ろを向いて大きく開いた股の下に潜り込み、目を見開いて驚く蜜樹とぐっしょりと濡れた茂みを交互に見た。

「可愛い怯え方だ…蜜樹っ」

「うぅっ…はあぁっ!」

舌を深く突き刺せば、満開の花からは濃厚な蜜がどろどろと舌の上をゆっくり伝って喉を潤す。蜜樹が大きく咲かせたおかげで口の端から溢れるほどの量。茂みにこびり付いた甘酸っぱさが鼻を楽しませ、上では喘ぎながら私から目を離さない可愛い姪が見える。

ジュルッジュルジュッ…チュックゥ…

顔を揺らしながら思いきり吸い、白桃に両手を回して交互に揉みしだく。

「やん…あんっ…ごめんなさっ…そこいやぁ!」

わざとよけていた種を前歯で押し、蜜をまとわせた舌先で執拗に嫌われるほどいたぶる。

くりくりとした感触が気持ち良く、唇で包んで吸い込んだ。

蜜樹の身体ががくがくと震え、私の顔に体重がかかる。頭が落ち、大きく開いた口からはよだれが。

「はっはっはっ…ぁん……いやっ…くぅっ…ああぁ!」

私の額によだれがぽたりと垂れ落ち、淫らに美しく堕ちた姪をこの目でしっかり見届けた。
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