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申し訳ないですが、Mです。
第7章 思惑
若菜さんは会社を出て、すぐ近くの喫茶店に僕を連れて入った。

仕事は急ぎのものはなかったし、黒木からも休んでから仕事に戻ればいいと言ってもらっていたので、喫茶店にいってコーヒーを飲むくらいなら許してもらえるだろう。

喫茶店はチェーン店で、一階には少なからず客がいて席が埋まっていた。

若菜さんはホットコーヒー二つを店員に頼んで、ドーナツを選んでいた。

「これとこれね」

若菜さんが選んだドーナツを指差す。

オールドファッションとチョコレートだった。

店員が準備をしている間、僕と若菜さんはレジの前に立っていた。

「ねえ、何か私に聞きたいの?」

「え?どうして?」

「だって、ほら、そんなにもじもじしてたら…そうかなって」

若菜さんが僕の下半身を見る。

僕は履いているパンティの中が精液まみれなので、ヌルヌルしてきもちわるくて、なおかつ、少し乾いてカピカピになってきている部分もあったので、少し内股でそわそわしていたのだった。

「ひょっとして、これのことかな?」

若菜さんが車のエンジンキーのような黒いプラスチックのスイッチを取り出し、僕の目の前でスイッチを入れた。

ヴィン!

「はうっ!」

アナルにささったままのバイブに振動が走る。

僕は反射的に腰をひいてしまう。

「そ、それ…あうう…だめ…っ!」

ヴヴヴ……

バイブの振動は小さく、静かにアナルを刺激してくる。

「ふふふ…」

若菜さんは僕の反応をみて、うれしそうだ。

「こんなとこで感じちゃうんだ~へんたい♪」

若菜さんは、僕の耳元にエロくささやく。

これが僕の羞恥心をあおって、さっき射精したばかりだというのに、ちんぽが大きくなりはじめる。

「へんたい♪へんたい♪へんたい♪へんたい♪」

「ううう、あああ…だめ…」

若菜さんがおもしろがって、責めてくるので、僕は身をかがめて我慢しなければなかった。

「お客様…?お客様…?!」

若菜さんの後ろから、カウンター越しに女性定員が呼び掛けてきた。

若菜さんはそれでも僕をいじめるのをやめなかった。

ー変態な遊びがばれちゃうよ!

何度か店員が呼び掛けたところで、ようやく若菜さんは僕から離れて、コーヒーとドーナツの会計をはじめた。

僕は若菜さんに圧倒されて、またもや頭がくらくらとしていた。

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