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ふしだら音楽室〜汚された制服〜
第5章 美人部長のアナル処女姦通

2
放課後の訪れとともに校内に若い熱気が満ちていく。
廊下で、きゃっきゃとはしゃぐ女生徒、部活動に勤しむ学生たちの姿こそ、その人その人の本来の事様なのだろう。
運動場から届く準備運動のかけ声やランニングの気合いがけ、音楽室から漏れ聞こえる楽器の音。
いまの悠人にはどれも関係のないものだった。
昇降口でローファーに履き替えようとしたとき、視線の箸に人影が見えた気がした。
振り向いてみると美羽だった。
休み時間に見かけたときと同じように、もの言いたげな雰囲気で、じっと悠人を見つめている。
(なんだろう? 公演会さぼったことで文句言いたいのかな? そりゃ悪いとは思うけど、なにもストーカーチックに俺のことつけ回さなくてもよくない?)
とはいえ、痴情を聞かされた身としては、顔を合わせにくいし、怨言なんて聞かされたくない。
(これが、あの日よりも前だったら嬉しかったのに……めんどくさそうだから、無視して帰っちゃおうかな……)
目を合わせないように上履きを下駄箱へ入れた、その時、大きくはないがよく通った声が耳をついた。
「中村君……話があるんですけど」
自分を呼ぶ声が、ずいぶんと懐かしい。
ずっと憧れていた美少女の声は、やっぱりかわいい。
耳にしただけで、胸底に抱いていた、さまざまなわだかまりが懐柔されてしまいそう。
頬がゆるむのを押さえきれない。
それなのに美羽は、もっと艶やかで、もっと淫らな、濡れたような声を神谷に聞かせていた。
悠人は美羽に顔を向けた。
きっと悦びと苛立ちが入り交じった、なんとも言えない微妙な表情をしていると思う。
「……いいけど……」
放課後の訪れとともに校内に若い熱気が満ちていく。
廊下で、きゃっきゃとはしゃぐ女生徒、部活動に勤しむ学生たちの姿こそ、その人その人の本来の事様なのだろう。
運動場から届く準備運動のかけ声やランニングの気合いがけ、音楽室から漏れ聞こえる楽器の音。
いまの悠人にはどれも関係のないものだった。
昇降口でローファーに履き替えようとしたとき、視線の箸に人影が見えた気がした。
振り向いてみると美羽だった。
休み時間に見かけたときと同じように、もの言いたげな雰囲気で、じっと悠人を見つめている。
(なんだろう? 公演会さぼったことで文句言いたいのかな? そりゃ悪いとは思うけど、なにもストーカーチックに俺のことつけ回さなくてもよくない?)
とはいえ、痴情を聞かされた身としては、顔を合わせにくいし、怨言なんて聞かされたくない。
(これが、あの日よりも前だったら嬉しかったのに……めんどくさそうだから、無視して帰っちゃおうかな……)
目を合わせないように上履きを下駄箱へ入れた、その時、大きくはないがよく通った声が耳をついた。
「中村君……話があるんですけど」
自分を呼ぶ声が、ずいぶんと懐かしい。
ずっと憧れていた美少女の声は、やっぱりかわいい。
耳にしただけで、胸底に抱いていた、さまざまなわだかまりが懐柔されてしまいそう。
頬がゆるむのを押さえきれない。
それなのに美羽は、もっと艶やかで、もっと淫らな、濡れたような声を神谷に聞かせていた。
悠人は美羽に顔を向けた。
きっと悦びと苛立ちが入り交じった、なんとも言えない微妙な表情をしていると思う。
「……いいけど……」

