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ふしだら音楽室〜汚された制服〜
第2章 はじまりの音楽準備室
「なにを舐めたいんだね? ちゃんと言ってごらん」

「無理です……そんなこと言えません」

「それじゃ仕方ない。先生にはわからないしな」

「あぁ……先生はイジワルです。先生の……お、おちんちんを舐めさせてください」

 なんということだ。憧れの美羽がフェラチオを自ら望むなんて。
 悠人の緊張がたかまる。
 頭蓋骨の中で脳が、とくんとくんと脈打つような痛みを発した。

 脈動は頭痛だけではなかった。
 制服のスラックスの中で悠人のペニスが脈打っていたのだ。

 性器が収まっていた角度が悪かったのか、隆起した男根がスラックスとボクサートランクスに押さえつけられて、ひきつるような、もどかしい痛みを発していた。

 悠人は猛々しい勃起の位置をなおすよりも、わずかに開いている音楽準備室の引き戸が気になってしまう。
 あそこから美羽の淫らな姿をのぞき見られるかもしれない。
 戸口への距離がバカみたいに長く感じる。
 上履きの擦れる音を立てぬよう緊張が高まった。

 かちゃかちゃという金属音と布がこすれるような音に美羽の声が被さる。

「あぁ……先生……大きいです。いつもより大きくなってます」

「山口はちんぽが好きだなぁ? 誰のちんぽでもいいんじゃないか?」

「そんなことありません。先生のだけです」

「先生のなんだ?」

「……先生のおちんちんだけだ好きです。先生のおちんちんでないとイヤです」

「かわいいことをいうなぁ」

 布のこすれる音がする。ズボンを脱いでいる音だろうか?
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