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ふしだら音楽室〜汚された制服〜
第2章 はじまりの音楽準備室
 ぐぽ……ぐぽ……ぢゅる、ぢゅるる……。

 絡みつくような液体の音がリズミカルに響く。
 美羽の口が、薄い上唇が、小さく控えめな唇が神谷の肉棒で汚されているに違いない。

 悠人は、どうしようもない自分の無力さを感じていた。

 それなのに、固く目を閉じた脳裏には頬を淫らに朱く染めた美羽の艶顔を妄想してしまう。
 神谷に純潔を犯されている、美羽の艶やかな裸身を思うと、今すぐに制服のチャックをさげて、熱く勃起した仮性包茎を激しく擦り上げ刺激する願望に取り憑かれる。

 ぢゅるぢゅる……うぅん……ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ……っぱぁ……。

 悠人を生殺しにする淫音を元に、これまでみてきたAV動画の知識を総動員して美羽のフェラ顔を想像してみる。
 イメージの中の美羽は、うっとりと目を閉じ神谷の太いちんぽを、小さな口をいっぱいに広げ咥えている。
 ほのかに赤くそまった頬はこけ、マヌケに伸ばした鼻の下には変なしわがよっている。
 口唇の端からはよだれがたれ、あごまでべちょべちょになっていた。
 鼻腔はひろがり、頭を上下するたびに、酸素を求めて、ひくひくと広がる。
 普段見せたことがない、みっともないほどに広がった鼻の穴から鼻毛がのぞいている。
 
 悠人は憧れの美羽を自ら貶めてしまうような艶顔を考えちゃいけないと思う。

 それなのに、ねっとりとした淫声を聞けば聞くほどに聖女の牝顔が脳裏に広がっていく。
 悠人の妄想の手助けをするかのように、神谷の声がよく通る声が新たな口淫奉仕を命じた。

「もっとツバを絡めて。つばをちんぽと一緒に吸い上げるように」

 ぢゅる……ぢゅぶぶ……ぐっちゃ、ぐっちゃ。

「そうそう、音を立てるように。もっとたてて」

 ぐじゅ、ぐじゅ……ぶじゅる、ぶじゅ。

「そうそう……ツバが垂れていいから。音をもっと立てて」

 その時、んごっ、ぅえ、と美羽のえずくような声がした。
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