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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第3章 チャプター03
ぴちゃぴちゃと、淫(みだら)な水音が聞こえてきた。
「んッ……んフン」
麗(うらら)は拘束されたまま、膝をついた状態で、寝室の床に仰向けに横たわった玲二(れいじ)に、クンニリングスを受けさせられていた。いわゆる、顔面騎乗というやつだ。
すぐ目の前に、玲二の剛直があり、上体を倒せばシックスナインを取ることができるのだが、玲二はそれをさせてはくれなかった。玲二の荒い息がクリトリスに当たり、それだけで麗は陶然とした気分になった。
玲二の舌が、麗の膣の奥へ奥へと、侵入してきた。淫な液は既に、太腿をしとどに濡れさせており、玲二の舌を潤滑に受け入れさせていた。
「あ……あ、うンッ」
時折、鋭い感覚が肌の上を走り、麗は躯(からだ)を震わせた。言葉にならない声が漏れてしまう。
舌が膣壁(ちつひだ)の左側を激しく行き来すると、麗は背中をのけぞらせた。顔を俯かせ、唇を噛んだ。そこは、麗の弱いところで、玲二とのセックスでペニスを抉るように動かされると、息ができなくなるくらい、感じる箇所だった。それが舌であっても、感じるのは変わりなかった。
涎(よだれ)が口の端からこぼれそうになり、麗は口の中にたまった唾を飲み込まなければならなかった。
「れ、玲二さん。そこはーーもう」
麗の声が聞こえたのか、玲二は執拗には責めてはこなかった。遊んでいる左右の指は麗のお腹に触れたり、尻たぶを持ち上げたりしていた。
不安定な麗の体勢が、悦楽に身も心も浸りきるのを、抑止していた。絶頂感は迫ってくるものの、気をやってしまえば、上体は前か後ろに、倒れてしまうだろう。それがどうにも、もどかしかった。どうせなら、シックスナインの体位を取り、感じさせてもらいたかった。
が、玲二がシックスナインではなく、顔面騎乗を選んだということは、麗が焦らされることもきっと、計算に入れているのだろう。
「んッ……んフン」
麗(うらら)は拘束されたまま、膝をついた状態で、寝室の床に仰向けに横たわった玲二(れいじ)に、クンニリングスを受けさせられていた。いわゆる、顔面騎乗というやつだ。
すぐ目の前に、玲二の剛直があり、上体を倒せばシックスナインを取ることができるのだが、玲二はそれをさせてはくれなかった。玲二の荒い息がクリトリスに当たり、それだけで麗は陶然とした気分になった。
玲二の舌が、麗の膣の奥へ奥へと、侵入してきた。淫な液は既に、太腿をしとどに濡れさせており、玲二の舌を潤滑に受け入れさせていた。
「あ……あ、うンッ」
時折、鋭い感覚が肌の上を走り、麗は躯(からだ)を震わせた。言葉にならない声が漏れてしまう。
舌が膣壁(ちつひだ)の左側を激しく行き来すると、麗は背中をのけぞらせた。顔を俯かせ、唇を噛んだ。そこは、麗の弱いところで、玲二とのセックスでペニスを抉るように動かされると、息ができなくなるくらい、感じる箇所だった。それが舌であっても、感じるのは変わりなかった。
涎(よだれ)が口の端からこぼれそうになり、麗は口の中にたまった唾を飲み込まなければならなかった。
「れ、玲二さん。そこはーーもう」
麗の声が聞こえたのか、玲二は執拗には責めてはこなかった。遊んでいる左右の指は麗のお腹に触れたり、尻たぶを持ち上げたりしていた。
不安定な麗の体勢が、悦楽に身も心も浸りきるのを、抑止していた。絶頂感は迫ってくるものの、気をやってしまえば、上体は前か後ろに、倒れてしまうだろう。それがどうにも、もどかしかった。どうせなら、シックスナインの体位を取り、感じさせてもらいたかった。
が、玲二がシックスナインではなく、顔面騎乗を選んだということは、麗が焦らされることもきっと、計算に入れているのだろう。