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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第3章 チャプター03
玲二が、右手を自らのペニスに伸ばした。ゆっくりと、肉竿を上下に扱き出した。玲二のその行為が、これがセックスではなく、彼のオナニーを手伝わされているような気分になり、恥ずかしさがこみ上げてきた。
だがーーどうしてなのだろう。拘束されながら、セックスをすると、どうしてこんなにも、性感が高められてしまうのだろう。目隠しをされながら、玲二とセックスをしたことがあるが、その時も普段と変わらないセックスなのに、麗はいつもより多く、感じてしまった。躯や視覚を制限されると、どうしてこんなにも肉の悦楽が増してしまうのか。麗には、わからなかった。
いや、それよりもーーより深い法悦(ほうえつ)を極めようとしてしまう自分の性への欲深さのほうが、麗に底知れなさを覚えさせていた。
性行為に伴う快感など、子供を為すための副産物でしかないはずなのに、その官能にどうして、こんなにも振り回されてしまうのだろう。それともーー麗が特別に、淫乱なのだろうか。
「あッ! ンフン」
そこまで考えた時、玲二の指が麗の膣壁を激しく、擦り上げてきて、頭に浮かんだ言葉は法悦の彼方へと霧消していった。
的確に麗のGスポットの場所を探り当てると、指を膣の中で折り曲げてきた。甘やかな官能とは対照的な性感に、麗は喘ぐこともできずにただ、背中をのけぞらせることしか、できなかった。膝がふるふると、震えた。決して軽いとは言えない絶頂感を迎えて、躯の奥の方が熱くなるのを感じた。
激しい官能が麗の躯から去ると、玲二は躯に触れてきていないのに、押しては返す肉の快楽が数度に渡って、麗を陶酔させた。触れられずとも、乳首がツンと尖り、膣壁を愛液が伝わり落ちていくのを感じた。より深い官能を求めるように、麗はお尻を振ってしまった。
麗は玲二に、彼女の肉体がそうした反応を示すのを、すっかり、知り尽くされていた。淫楽の波が去ると、その時を見計らったように、玲二は愛撫を再開させた。指は麗の肉の芽を捉え、舌が再び、彼女の秘所へと侵入してきた。その間、右手は玲二自身の剛直を扱くのが止まることはなかった。それを見つめながら、麗は口中に溜まった唾を飲み込んだ。
だがーーどうしてなのだろう。拘束されながら、セックスをすると、どうしてこんなにも、性感が高められてしまうのだろう。目隠しをされながら、玲二とセックスをしたことがあるが、その時も普段と変わらないセックスなのに、麗はいつもより多く、感じてしまった。躯や視覚を制限されると、どうしてこんなにも肉の悦楽が増してしまうのか。麗には、わからなかった。
いや、それよりもーーより深い法悦(ほうえつ)を極めようとしてしまう自分の性への欲深さのほうが、麗に底知れなさを覚えさせていた。
性行為に伴う快感など、子供を為すための副産物でしかないはずなのに、その官能にどうして、こんなにも振り回されてしまうのだろう。それともーー麗が特別に、淫乱なのだろうか。
「あッ! ンフン」
そこまで考えた時、玲二の指が麗の膣壁を激しく、擦り上げてきて、頭に浮かんだ言葉は法悦の彼方へと霧消していった。
的確に麗のGスポットの場所を探り当てると、指を膣の中で折り曲げてきた。甘やかな官能とは対照的な性感に、麗は喘ぐこともできずにただ、背中をのけぞらせることしか、できなかった。膝がふるふると、震えた。決して軽いとは言えない絶頂感を迎えて、躯の奥の方が熱くなるのを感じた。
激しい官能が麗の躯から去ると、玲二は躯に触れてきていないのに、押しては返す肉の快楽が数度に渡って、麗を陶酔させた。触れられずとも、乳首がツンと尖り、膣壁を愛液が伝わり落ちていくのを感じた。より深い官能を求めるように、麗はお尻を振ってしまった。
麗は玲二に、彼女の肉体がそうした反応を示すのを、すっかり、知り尽くされていた。淫楽の波が去ると、その時を見計らったように、玲二は愛撫を再開させた。指は麗の肉の芽を捉え、舌が再び、彼女の秘所へと侵入してきた。その間、右手は玲二自身の剛直を扱くのが止まることはなかった。それを見つめながら、麗は口中に溜まった唾を飲み込んだ。